PIC_インプラント

インプラント治療のリスクと残存率

自分自身の歯が欠損してしまった時。
以前であればその選択肢は、ブリッジや部分入れ歯というのがごく普通でしたがここ近年の歯科治療の発展は素晴らしく、欠損した部位の歯だけを人工歯で代替出来るインプラントと呼ばれる新しい歯科治療がごく一般的に広まってきました。
欠損した歯をがあった場所に、フィクスチャーと呼ばれる人工の歯根を埋め込み、その上部に人工歯と人工歯根を接合させるための土台となるアバットメントを設置して、その土台に人工の歯を取り付けます。
人工歯を設置した土台の部分と人工歯根の接合部はプラットフォームと呼ばれます。
人工の歯根を顎骨に埋め込む訳ですから、当然のことながら一定のリスクがありまた、全ての方がその治療に向いているというわけではなくて、歯周病ではないことや日頃から正しい歯磨きの習慣があるなど、一定の条件があります。
また、煙草の喫煙されていたり、糖尿病の方は術後の維持が難しいともいわれています。
余り広く知られていないかもしれませんが、術式にも色々あり日進月歩で新しい術式も考案されています。
患者さん側の要因による要素、術者である歯科医師の力量による要因、材質や方式による要因など、素晴らしい治療方法であると同時にリスクがあるのだということも知った上で、治療に望まれるのが最適です。
現在は、術後に顎骨に吸収されにくいプラットフォームスイッチングと呼ばれる形式の研究が進んでいます。
この方式は、サイズの違うパーツを誤って使用したところから始まり、数年後に検診でレントゲン撮影を行ったことにより、誤った治療をしたインプラントの方が圧倒的に経過が良かったことで発見されました。
医師から、これから行う治療の方式や使用するパーツなどの説明も受け、他の方式との違い、なぜこの方式を採用するのかなどの説明(インフォームドコンセント)を十分に受けられることも術後の残存率を高める要因になります。
実際、わたし自身が治療を受けた際には、レントゲン撮影と歯型を作成してそこから説明が始まりました。
実物のパーツを使って説明を行った上で、実際に掛かる手術時間と手術時間が延びるとどうなるのか。
手術時間が1分延長されることによって1年後、2年後の残存率がここまで違うのだということまで詳しく説明をしていただいた上で、治療方針を決めて虫歯の治療からスタートしました。
この段階まで、歯を削るような治療は行わず、もし転院を希望されるならその医院で行った方がいいでしょうという、とても誠実な対応でした。
上顎1本と下顎2本の全てが奥歯でしたので、治療時にはストップウォッチを15分にセットして1秒を争うシビアな状況下での治療となりました。
インプラント治療時、過剰なドリルによって神経まで達してしまう、或るいは顎骨を壊死させてしまうといった事例や、隣在歯を削ってしまうといった事例も報告されているようですが、多くの場合は医師の力量不足によるもので、これは患者さんもある程度知った上で様々な質問を投げ、説明を受ける中で気付くことができる場合があります。
こちらにインプラント治療の種類が載っています。 1回法と2回法というのがあるそうです。

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