インプラントとは

インプラント

インプラントとは?

インプラントとは、失われた歯をチタン製の人工歯根によって回復する方法です。約40年前にスウェーデンで開発されました。現在、日本の口腔インプラント学会の認定医は、約300名です。


インプラントの治療手順


まず、インプラント体(人工歯根)を埋め込み、約3ヶ月後に歯冠部をとりつけます。埋め込んでから約3ヶ月間、「チタンと骨が結合するのを待つ」ことが、大きな発見でした。



インプラントの効果



インプラントフルマウス 両側インプラント(8本歯のない方)

咬みごこちや外見が天然の歯に近いこと、入れ歯やブリッジと違い残った天然歯を傷めないこと、が、インプラントの効果です。従来は、高額な治療費がネックになっていましたが、近年では大幅に改善されています。(当院ではインプラント1本25万円です。:上部は別費用)


インプラントが適した方、適さない方


基本的に歯を失った方、全てが治療の対象です。特に、入れ歯に不自由を感じておられる方、ブリッジのために両隣の歯を削りたくない方に適しています。一方、全身状態や顎の状態が良くない方の場合には、慎重な術前検査が必要です。



インプラントの費用


銀座聖和歯科・内科のインプラント埋入費用は、1本25万円(歯冠部は別途)です。認定医が行うインプラントとしては、かなりの低費用である理由は、インプラントの開発者であるため低コストでの器材入手が可能であること、インプラントの普及を目的としていること、の2点です。


治療費は『治療計画書』によって明確にされています。原則として同じ部位でこれ以上の費用がかかることはありません。5年以内の調整・修理・再治療は無償です。


なお、患者様ごとのカスタムインプラントを使用したり、患者様専用のコネクターを歯肉に合わせて製作したり、即日に冠を装着システム(インプラント術後、歯のない状態がないように仮の歯を即時装着できます)は、費用体系が異なります。


インプラントのご相談



治療計画書 セットアップモデル

家を作る時に模型があったほうがわかりやすいように、歯の治療に関して患者様のお口の状態にあわせた完成模型を作ってご説明します。またインプラントを正確に位置づける装置(ステント)も同時に準備します。治療費は『治療計画書』にて明示しますので、ゆっくりご検討ください。納得がいってからの治療を受けることが大切ですので、ご相談のあと治療にふみきらなくてもかまいません。


インプラントの長持ち



3DS ジスロマック 歯科検査報告書

インプラントは、入れ歯やブリッジよりも長持ちします。骨内長10㎜の標準タイプのインプラントの理論上の残存期間は60年ですが、実際には30年~60年と考えられます。個人差が非常に大きく、お手入れや全身状態の影響を受けます。インプラントを安定させるために、治療後の歯のクリーニング(PMTC)などのアフターケアをお勧めしています。内科と連携した歯周病菌の除菌システム(歯周内科)の開発によって歯周病対策は大きく進歩しています。


インプラントの周辺技術


様々な組織再生医療や審美的技術が開発され、臨床応用されています。例えば、インプラントを埋め込むための骨の造成、歯肉の形態修正やブリーチング、透明性の高いセラミック歯冠、などです。特に大規模な骨の造成の場合には入院設備をもった専門病院との連携医療となります。


インプラントの予防歯科


インプラントを長持ちさせるために、治療後には定期的な予防歯科のプログラム(歯のクリーニングなど)を受けるようにお勧めしています。もともと、インプラントは残った天然歯の安定に役立ちますから、インプラントをきっかけに予防歯科を受けることによって、天然歯自体の安定性をさらに高めることになります。


インプラントと全身の健康


咬み合せが安定することによって、咀嚼力が高まると同時に全身の骨格が安定します。また、定期的な歯のクリーニングは、歯肉粘膜からの口腔病原菌の体内侵入を防ぎ、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病などの重篤な全身疾患を予防します。


インプラントの開発


聖和会では、1980年代から日本人の体格に適応したインプラントの開発に着手し、大学病院や各研究機関の協力のもとに、1994年に厚生省の医療認可を受けました。現在では、全国数千の歯科医院で使用される、人気インプラントシステムに成長しています。


インプラントの普及


歯科医師向けの講演会、全国の歯科医院での臨床指導、一般の方向けの講演会、書籍の出版等を行っています。


インプラントの臨床指導


10年以上にわたって全国でのべ100医院に対して、医院での臨床指導を行ってきました。現在は沖縄県を中心に、約20医院で活動中です。興味のある先生は、口腔医学トレーニングセンター(担当松井)まで御連絡下さい。



インプラントを導入している歯科医院


日本口腔インプラント学会の会員は、約4000名です。そのうち臨床医は、2000名と考えられます。つまり、全国6万歯科医院のうち、2000医院が『インプラント学会会員として』インプラントを実施している勘定になります。多くの歯科医院できちんとした治療が行われていると思いますが、我々が知っている範囲でお勧めの医院を下記にあげておきます。中山デンタルオフィス、デンタルケア高松歯科、聖和歯科昭島南口クリニック、立川南口歯科、永山センター歯科、協同歯科クリニック、桜台歯科クリニック、さくら歯科、ステーション歯科、eモール歯科、なかわか歯科、辺土名歯科、この他にもきちんとした治療を行っていいる歯科医院がたくさんありますからご自分で調べてみてはいかがでしょうか?


インプラント学会認定とは?


正式には、日本口腔インプラント学会専門医といいます。5年以上の在籍、症例報告、論文、学会発表などが義務づけられています。4000名の会員のうち、毎年20名前後しか合格しない難関資格です。実技面の技能をどのように判定するかが今後の課題ですが、知識や向学心を備えたドクターであることに間違いありません。


インプラントは認定医に治療してもらうべきか?


必ずしもそうではありません。認定医でなくても、すばらしい技術をお持ちの先生が数多くおられます。また、認定医の数は少ないために、増大するインプラントの患者さんを認定医だけで治療することは不可能な状態になっています。周囲の経験者に聞いたり、医院での説明を受けて納得してから治療を受けることが大切です。私たちは随時客観的な立場からの一般の方向けの講演会を開いていますので、機会がありましたら受講してください。


インプラント治療は痛い?


特殊な治療、例えば骨移植などを必要としない通常のインプラント治療は、治療中も治療後もそれほど苦痛を伴いません。時間的にも、肉体負担にも、一般的な抜歯と同程度です。治療の恐怖感の強い方、多忙のため集中的に治療を受けたい方には、麻酔医と連携した快適集中治療システムがあります。半ば眠っている間で治療を終えることができます。


症例数?


1982年に開業して以来、当院のインプラントの症例数は1985年から約20年間で、院内約2000症例・院外臨床指導約1000症例です。これは正確に施術記録として保存されています。


インプラントと内科


近年、歯科医療は大きく進歩してきました。インプラントの分野でも安心して受けられる治療システムが確立されています。内科と統合医療を行なうことによって、多角的な術前検査を行なうことが可能になりました。
(血液疾患検査・代謝性疾患検査・肝機能障害検査・感染症検査・心疾患検査・糖尿病検査・骨状態確認・口腔内細菌・問診・高血圧検査・栄養状態検査など)


インプラントと金属アレルギー


インプラントにはイオンクリーニングされた純チタンを用いますが、これは金属アレルギーをおこしません。大気中ではチタン表面が酸化皮膜でおおわれるために金属イオンの溶出を起こさないからです。一方、入れ歯やブリッジはさまざまな金属を使わざるをえませんから、金属アレルギーを予防するためにはインプラントは有効な治療法ということができます。


インプラントと代替医療


インプラントにはさまざまな代替医療が併用されています。漢方薬、ホメオパシー、フラワーエッセンスなどは、術後の治癒を促進します。またフットケアは唾液の分泌を促してお口をきれいにします。


インプラントとアンチエイジング


インプラントは咀嚼機能の回復効果が大きく、有害金属を使用しませんから、アンチエイジング(若返り)に関して大きな効果があります。これはインプラント治療を受けた患者さまの抗酸化値の増加によって確認されています。

インプラントとQOL(クオリティオブライフ)

インプラントはあきらかに生活の質、人生の楽しみを向上させます。在宅、往診の現場では、寝たきりの方がしっかりとした入れ歯を作ることによって起き上がれるようになる例は珍しいことではありません。それほど咀嚼機能と体の元気さはつながっているのです。入れ歯よりもはるかに天然歯に近いインプラントの効果はそれ以上だと考えられます。生活の質と健康寿命を大幅に伸ばすということが、この治療の究極の目的といっても過言ではありません。

夢のインプラント治療(ドリームインプラントシステム)

今までインプラント治療は長い治療期間を必要としました。治療したその日のうちにお食事ができる夢のようなインプラントは長い間多くの患者様に望まれていた願いでした。私たちはこれを『ドリームインプラントシステム』として実現しました。快適集中治療システムで眠っている間に患者様に合わせて作っておいた特別なインプラントを埋入し、その日のうちに仮歯を装着します。インプラントの形・表面処理・安定性の数値確認・技工操作・麻酔などのきわめて高い技術力と専門性が必要とされます。現在では限定されたケースに用いられますが、今後は多くの方への適応が研究されていくものと思われます。

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